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最高の室内環境を作る改修工事 2020/7/9

5/25から始まった改修工事はトイレと元々の応接室と思われる部屋を改修させて頂いている。解体前の部屋は、下の写真のように合板が部屋中に張られ、芳香剤の香りが充満した空気の悪い部屋だったが、この臭い香りをどうにかしてくれとのお施主さんからの依頼を受け工事を請け負った。

合板の空気に包まれた部屋

そこで始まったのが、最悪の室内環境から最高の室内環境を作る工事。使う材料は、下地材には桧や杉を適材適所に使い、化粧材や壁板は赤身の杉材だけを使い造作をしている。
杉の赤身には、セスキテルペンという成分が含まれていて、セスキテルペンは心地よい香りと抗菌作用があるとされていて、免疫力を上げる効果もある。
さて、昨日はオーディオルームの木工事が完了した

床は養生で見えないが、天井、壁、すべての材に杉の赤身を使っている。

オーディオルームということで、真ん中には作り付けのTVカウンター。カウンターの下には、デッキやオーディオのアンプが入り、カウンターの両サイドには、スピーカーとウーファーが納まる予定。
音の跳ね返りを考慮し、天井高を2800mmに設定した、標準的な天井なら2400mm程度に設定するが、2400mmの天井なら音の跳ね返りが早すぎて音が良くないようだ。

部屋の顔になるであろう、カウンターに使ったのは、たまたま知り合いの工務店の方が持っていた高野山の杉。本来なら出回らない材だが、高野山への参拝者の安全を守るために伐られた希少な材だ。流石、高野山の材、年輪が細すぎて数え切れないほど目が込んでいて、匂いも強くしっとりとした良材だ。

高野山の杉

床から2mまでは板を張り、その上は木ずりを施工した。一般的には石膏ボードやラスボードを使うだろうが、ウチでは石膏ボードやベニヤの類は一切使わないようにしている。

規則正しく打たれた木ずり

木ずりには土をつける予定で、現場の外ではプールをつくり、二種類の土を発酵させている。大きな方のプールには荒土、小さい方のプールには中塗り土が入っていて発酵が進んでいる。土を発酵させることで室内環境は大きく変わる。
土のある暮らしに詳細を載せているのでこちらを見て頂きたい。

土壁のプール

すべての木工事が終われば左官工事に入る。杉の赤身と発酵土でどんな室内環境になるか、仕上がりがとても楽しみだ!

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