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赤身杉板 2020/6/21

最高の室内環境を作る改修工事、工事は進んでいます。先日は天井の工事、杉と桧を使い下地をします。天井高は少し高めの2800mmに設定しました。なぜなら、最高の室内環境を作ると同時にオーディオルームでもあります。スピーカーの反響の関係で、低い天井では音の跳ね返りが早すぎて音が良くないので少し高めに設定しました。最高の音響部屋を作るのであれば、天井は貼らずに勾配天井に梁組を見せたままにすれば音の反響が複雑になり音が良いのは分かっていますが、ここは予算の都合があるので、高めのフラット天井の形状に納まりました。

2800mmの高さに設定

本当なら下地の状態で断熱材を入れるのですが、グラスウール、ロックウール、ポリスチレンフォーム等いろいろありますが、どれも化学物質なので却下し、木質の断熱材もありますが、質と値段が釣り合わないので却下、結局、何も入れないという方法に至る。

天井材に使う材は杉の赤身の一等材で、加工は相シャクリ。幅も230mmの幅広材です。幅広の赤身はかなり大きな丸太からしか取れないので希少な材と言えます。


天井板の張り始め、相シャクリなので正面から真鍮釘を打ち込んでいきますが、上向きに釘を打ち込む作業はプロと言えどなかなか打ち応えがあります。
あと、ジョイントが突付きなので幅広の板は切ったままでは合いにくいにので、カンナで一枚一枚削りながら合わせていきます。
もう一点、張る作業で重要なのは釘の通りを通さないと張り上りが美しく仕上がらないので、張る前の段取りがとても重要です。

板の張り上り、超仕上げで鏡面に仕上げられた幅広板が存在感を示していますが、フラット天井なのでシンプルに張り上がりました。
張り上り後は、天井を張るだけで室内の空気は変わり、杉の赤身の独特の空気に変わりました。この空気が杉に含まれる「セスキテルペン」の成分の効果です。
セスキテルペンとは気分をリラックスさせる効果があり、吸い込むことで脈拍が下がり睡眠時と同様の脳波になることで副交感神経が優位になり、脳が鎮静状態になるようです。また、免疫力を上げることも知られています。
天井を施工したばかりで、工事は床張り壁張りと続きます。造作工事に使われるすべての材を赤身の杉材を使う為、工事が進む度に最高の室内環境に近づきます。来週も工事は進みます。


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